小さい自分とのお付き合い

昨日パートの仕事を終えました。

昨年夏、大事な仕事やこれまで築いてきた信頼をぶっ壊してしまい、

挙げ句の果てに自分も壊れた。

 

人間、本当に壊れちゃうと自浄作用が働くみたいで、

七転八倒の末、根深く潜んでいた心の病巣を見つける事ができました。

どうやら私「アダルトチルドレン」らしく、それを指摘されてから

重点的に向き合って根っこにいる女の子を見つけました。

今はその子とお付き合いしています。

その子に会えてから困った事もあるけど、何とか上手くやっていけそうです。

 

2年前大好きな父と別れた事がキッカケになって、ずっと隠れていた女の子が表に出てきて暴れちゃってたんですよね。

それも自分なんですが。

プライベートと仕事の区別がつかなかった。

実際、仕事中に古い付き合いの上司相手にイヤイヤモード全開で泣いちゃってたし笑

 

何故自分がこんな事をしてしまったのか?

かなり混乱して体調崩しましたが、女の子を見つけて納得。

 

その女の子は母親に叩かれて、家の家事や病弱な兄弟の世話を押し付けられて

友達と遊ぶ事もできなくて。

誰にも自分の話を聞いてもらえくて、人に自分の事を伝える方法がわからない。

だって自分の事話すと叩かれるもんね。

コミュニケーションがものすごく下手で「辛い」って言えない女の子。

そんな子があんな厳しい仕事できない。できる筈ない。

 

大切な信頼を失った代償は大きいけど、女の子に会えて良かった。

仕事で泣いたり、喚いたりした事はちゃんとやさしく叱ってあげました。

 

その女の子に社会に出る練習をさせるために開始したパート仕事。

パート先は、大人の私が作ってきた実績からか?縁のおかげか?

自宅から徒歩圏でとても環境も良く専門的な仕事。

 

本来なら「前向きに仕事」ってなるけど、

パートの目的は「仕事での人との距離感を取り戻す」

女の子のせいで、私自身も人との距離感が測れなくなっていて

仕事だけではなくて、趣味や家族との関わり方に歪みが出ていました。

一言でいうと「動けない」「怖くて何も出来ない」

 

社内の人とも当たらずさわらず。

寧ろやりすぎ?な距離感と割切りで自分優先の時間を過ごしていました。

 

最終日も挨拶は関係してた人に「ありがとうございました」と一言だけ。

有りがちなお餞別とかなーんにも考えてませんでした。

 

そんな中、若い女性技術者の社員さん。

私にメッセージ付きのお餞別を用意してくれていました。

正直、彼女の名前もうろ覚え。そんな関係なのに。

 

彼女は殺伐とした社内環境の中、いつも大きな声で挨拶。

誰も挨拶を返さないけど、大きな声で毎日挨拶。

凄いな〜、素敵だな〜と思ってた。

 

 

憧れのお姉さんからお餞別を貰った小さい女の子が

ヒョッコリ顔を出して本当に喜んでる。

私はビックリして、何も用意して無かった事に焦る。。。

 

若い彼女の気遣いが本当に嬉しかった。

でも、自分の未熟さが露呈されて更に焦る。

 

今までの当たり前が違う風味に感じられた今回。

女の子がまた1つ大人になれた?

それより私が積み上げてきた物事は「ごまかし」や「逃げ」ではなくて

自信を持ってさらに磨いて行かなくてはいけない事だと気づかされて焦る。

 

小さい女の子は意気揚々。

これには困った。。。

女の子のやる気を潰さないように大人、頑張らないと。

シンプルに「しんどいわ〜」が大人の本音。

これって1人子育て的感覚?

 

色々あった時間にとりあえず一区切り。

みんな素直にありがとう。

そんな出来事でした。