遠くから見守る
私の親は遠くに住んでいます。
定年後のよくある移住ってやつなんですが。
私の居住地〜親の家は飛行機使わないとしんどい場所。
そんな場所へ移住してから15年程過ぎ、色々と大変になってきました。
電話連絡はマメに入れているけど、顔見る機会は年に2〜3回。
それでも、今までは大きな問題なく暮らしているようでした。
ある日の明け方。
私の携帯に親から着信が数十件。
慌てて連絡したら、「電話してないよ」と。。。。
ちょっと怖くなったので会いにいったら、
- 1時間前の事をスッポリ忘れる
- 会話がチグハグで話の組み立てができない
- 前触れなく急に怒り出す
と、5時間という短い時間でかなりやってくれました。
ま、そんなお年頃ですもんね。
私の親は65才で再婚した猛者。
今住む地域に骨を埋めると決めているらしいので、
もうこちらへ帰ってくる事は無い。
縁もゆかりもない遠い地域で、親のケアをする事を考えて
早い段階で心構えしていました。
数年前から準備(親には内緒で)
- 地域の福祉包括支援センターとの連携
- 交友関係のチェック
- 生活リズムの把握
- 資産の確認
などしていましたが、イザとなると不安でいっぱい。
現状は介護の前段階だけど、おそらく1〜2年内には。。。。
色々と考えた結果、今私にできる事は見守る事だけです。
見守り第1段として、携帯電話を機種変し私の携帯に紐付けしました。
名義変更も考えましたが、修理や交換が名義人にしか出来ないので、
緊急時の事を考えて、私の家族として紐付け。
契約時に親が設定した暗証番号も私が管理。
これでGPS使える様になったので一安心
親も通話料負担の心配が無いので、頻繁に私に電話してくる様になりました。
私も週3電話連絡。(毎日電話すると、何故か機嫌が悪くなる)
以前から福祉包括センターと連絡を取っていたので、この件を相談。
そしたら3日後、訪問をしていただきました。
親は、「いきなり役所が来て私の話をするから驚いた」と。
私の方にも定期的に訪問してくれると連絡がありました。
役所の方へは心から感謝しています。
親の住む地へのふるさと納税増額を心に誓いました!
何が正しいのかはわからないし、大きな不安はあるけど
出来る限りのケアしてあげなきゃなと思っています。
もちろん、自分自身の事を一番大切にして!
現状は介護前夜ですが、来年はどうなる事か?
バタバタと新しい経験が出来そうな予感です。